Design

エンジニアリングデザインにおける創造性

「やっかいな問題 (Wicked Problem)」と呼ばれる問題の解決を行うデザインプロセスを科学的に研究し、知見を現実のプロジェクトに反映することで次世代のイノベーション創出に貢献します。

イノベーションの創出には、エンジニアリングとデザインを組み合わせます。デザインでは、5つのステップ「ユーザーへの共感」「課題定義」「アイデア発想」「プロトタイプ創出」「ユーザーテスト」を何度も繰り返します。研究では、それぞれのステップをよりよく実施する検討や、プロジェクト全体を研究しています。


メンバーの専門多様性がアイデア発想時の創造性に及ぼす影響

picture of EDP

エンジニアリングデザインコースの中核Project-Based-Learning(PBL)授業であるエンジニアリングデザインプロジェクトにおいて,「メンバーの背景知識や専門性がどのようにチームとしての創造性に影響を与えるのか」に関しての研究を科学的アプローチに基づいて研究しています[1].

デザインにおける「共感」を支援する手法の開発

ユーザーの体験に共感することが重要である一方で、「共感」を実際に行なうことは難しいとされます。共感を支援する方法を開発することで、デザインを支援する方法を研究しています。

洞察問題解決過程に与える影響

洞察問題解決(Insight Problem Solution)とは,解決の当初には行き詰まりの状態(Impasse)に陥るものの,その状態から脱却するために試行錯誤を重ねていくうちに,解が突然ひらめくというタイプの問題だと言われています.歩行動作などの特定身体運動が,Impasse脱却からの大きなトリガーになっているのではないかという仮説のもと研究を進めています[2].

IoTデバイスを用いたユーザー調査方法の開発

ユーザーへの共感は、ユーザーの生活を洞察し、ユーザーのニーズを理解するために重要です。 しかし、ユーザー調査の主な方法であるインタビューと観察だけでは不十分であることもわかってきています。 そこで、本研究では、ユーザーの生活環境における家電製品などの使用状況を認識するセンサーのデータを利用して、ユーザーの記憶を呼び起こす新しいユーザー調査手法を研究しています。

高齢者施設や保育園でのデザイン実践を通した研究

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「プロダクトデザインにおける現場観察によるデザインプロセスの可視化手法の提案」デザイナーがインサイトを捉えるときのメンタルモデルを構築するためには、デザイナーの思考の変化に着目し、デザインプロセスを可視化することが重要です。現場でのデザインプロジェクトを経験し,思考の変化を可視化するための記録書式の改良点を見出しました.このように、これからのデザイン活動を形式的に捉えるための新しいデザインツールの創出に貢献していきます。